自生地にウオータースペースなどない!!
ウオータースペースに水を入れる。
注入する。
これを潅水とはいわない。
なぜか?
スコールといのは天から、空から降ってくる!!
葉を濡らさない雨などない!!
ランの葉は天から降る雨水、雨滴を受け、集める
漏斗、ロートである。
そして、根元に流し落とす。
そこには毛細管現象がある。
軽石のような通水ではない。
毛細管現象による根の柔組織への浸透である。
水ゴケにも適確に湿度を保てば、
この毛細管現象があるから、これまで使われてきた。
ところが水ゴケはコケ。
一度乾燥すると、強靭な細胞膜は水をはじく。
このため1秒、2秒の潅水では水は浸透しない。
隙間から通水で排水。
全然水がかかっていない!!
それで・・・オータースペースなるものが考案された。
キノコが出る。
これは「カツオブシ製造」である。
雑菌の菌糸が鉢内にビッシリはりめぐらされ、
水ハジキする。
こういうときは植え替えること。
SUGOI-ne2号ゴールドは「水浸け膨張法」で膨張させると良い。 参照 クリック
SUGOI-neミックスチップをミックスするのも良い方法です。
でも基本は「カツオブシ」にしてはならないことです。
SUGOI-neを水につける方法
鉢に水がたまって気に喰わない場合の緊急対策
直ちに新しいSUGOI-neで植え替えること。
鉢内に雑菌のキノコの菌糸が充満している。 直ぐに植え替えてください。
水溜りと通水
これまでのランのコンポストは軽石、バークなどで、
潅水した水が直ぐに鉢底から流れるようなコンポストが使われてきました。
排水と「通気」の問題です。
このことは、ランから見れば、根の好む毛細管現象ではなく「通水」です!!
水が通るの早すぎて・・・根の柔組織に吸水されないことが起こるのです。
いわゆる「水道」です。
SUGOI-neの毛細管現象は絶妙で、この水の染み方で通気が悪くて・・・
ガス交換が出来ない、根が空気不足することなど見られません。
この湿度で材木腐朽菌がよく繁殖、活動出来ます。
ドロドロのSUGOI-neにランは根を伸ばします。
フラスコの寒天培養基の中にランの根が伸びるのと同じ理屈です。
ラン作りは、長いこと軽石などで栽培してきたために、この通水が定着してしまいました。
ランは、軽石の・・・この早い排水、通水を喜んでいるわけではない。
軽石の場合、ランの柔組織に充分吸水させるには30分も潅水しなければなりません。
Cymbidiumの栽培家は、1時間、2時間も自動潅水するほどです。
考えてみれば・・・・自生地のスコールは・・・・その位の時間降りつづけますが・・・・。
SUGOI-neの毛細管現象を考えれば・・・「フウラン」のように高植えが理想かも知れません。
この植え方であれば・・・どんなランも自生地に近い状態になるかも知れません!!
SUGOI-neが普及すると、これまでの植え方と違った植え方になるかも知れません。

ラン栽培の基本なのか・・・ウオータースペースは ?
なぜ必要なのか?
右の写真は、SUGOI−ne1号で植えたCymbidium。
ポリ鉢植え。
ウオータースペースは全然ない。
SUGOI−neは基本通りに植えれば絶妙の毛細管現象があるため、
ウオータースペースの必要な全くない!!
写真のように素晴らしい生育になる。
Q SUGOI−neで植えたら、一部の鉢に水溜りがするがいいのですか?
このようなご質問を頂くことがある。
A 水たまりするということは、水がたまる場所があるということ!!
つまり、SUGOI−neで植えても、これまで水ゴケ植えのように、
ウオータースペースを作って植えたということ!!
だから水がたまった。
この水が排水しないから水が溜まった。
この原因は、乾燥させたために、ラン菌の菌糸又は雑菌のキノコに菌糸が
鉢内に大繁殖して、キノコの菌床になってしまったのである。
SUGOI-neのカツオブシ製造である。
大失敗の原因である。 「菌糸はバイオ乾燥機」を参照。 クリック
写真のように鉢を平か、又は盛り上がっている場合は水はたまらない!!
SUGOI-neは多湿では夏も冬も根腐れ起きないように作った。
絶対に「オシボリ」より乾燥させてはならない。
水はじきはSUGOI-neがやったのではない。
雑菌のキノコの菌糸が水をはじいたのである!!
SUGOI−neの毛細管現象の微妙な水分吸収より・・・・
雑な潅水をしたということ。
SUGOI−neの潅水は・・・絹糸のような細く柔らかい水を
長時間かけて潅水すること。
このような潅水ではSUGOI−neは全ての水を逃がさない。
だから、ウオータースペースは必要ない。
水ゴケ植えの場合は絶対ウオータースペースは必要!!
だから、ランの本には水ゴケ植えを基準に書いてある。
水ゴケは一度乾燥させると、水はじきして水を吸わなくなる。
このため、水を溜めるウオータースペースがなければならない。
このウオータースペースは逆に超多湿の原因にもなる。
ランつくりが慣れてくると・・・・
水ゴケの固さが雑になり・・・・
植えてから3年も経過すると水ゴケ変質し・・・・・
多湿の鉢は何時も多湿になり・・・・根腐れ。
水ゴケは簡単に言えば「欠陥」コンポストなのである!!
でも、それに変わるものがないから・・・・水ゴケの為の「技術」が作られた。
SUGOI−neは水ゴケの概念は通用しない。
全然別な性質を持つ。
当然潅水の仕方も変わってくる!!
SUGOI−neは絶妙の毛細管現象を持つ。
だから、水を溜めるダムは必要ない。
原則として・・・・葉に潅水した水が根元に集まり、根に供給される・・・
このランの原理原則にたったコンポストである。
この水を無駄にしない!!
インクが吸い取り紙に吸われるように・・・・吸収される。
SUGOI−neには柔らかな細い潅水が必要。
水ゴケ植えのように、ウオータースペースに水を注ぐやり方は・・・・
手抜き工事の潅水なのである。
SUGOI−neには ウオータースペースが必要ないから、余分の水は鉢内にない。
だからよほどのことがない限り「根腐れ」は起こらない。
緻密と密着のSUGOI−neには、柔植えの水ゴケのように水は含まない!!
厳禁
SUGOI−neの命は絶妙な毛細管現象。
これを損なう、台無しにするようなことは厳禁である。
水がたまる原因は、次のような場合である。その対策法。
最も多い原因は乾燥させたために雑菌が繁殖したのである。
その他の原因は下記のとおりです。
1 鉢穴が小さい。
穴を大きくすること。ポリ鉢がよい。真中に大きい穴が開いているもの良い。
2 細かい網を敷いた。
SUGOI−ne1号は茶色の黒砂糖のような水が出る。
乾くと糊状にになり、網目をふさぐ。
網を敷かないこと。
3 植えて潅水、膨張後、鉢の表面をいじった!!
絶対盛り上がっても「いじる」ことをしない。
盛り上がった部分を取る場合は、鉢を横にして、トントン鉢を打つとこぼれる。
4 SUGOI−neを水につけて膨張させてから植えた。
これは最も危険な行為。
水の量が多すぎると、ドロドロになる!!
丁度、ご飯を炊くような水加減が良い。
容器に入れたSUGOI−neの上3cmくらいまで水を入れる。
このようにするとドロドロにならない。
ドロドロになった場合は、乾燥したSUGOI−neと1:1又は2:1の割合に混合して植える。
粉になったものを混合すると毛細管現象が非常に良くなる!!
SUGOI-neのすごいところは、この粉状になってドロドロになったもので植えても
全然大丈夫です。寒天培養基と同じに考えて下さい!!
寒天の中に根が伸びるのと同じです!!
ここのところが、軽石、バークの微塵と全く別です。
5 丁寧に植えすぎた。
これまでのコンポストと同じように、丁寧に入れすぎると、
40%も膨張するので固くなり過ぎる!!
根の間に隙間があり、雑な植え方と思うくらいが丁度良い。
SUGOI-neをポロポロ入れてトントン・・・2回くらい鉢を落ち着かせるくらい。
これで・・・良い硬さになる。慣れると・・・・簡単。
慣れない中は、やはり膨張したものと乾燥したものを1:1・・・・2:1の混合が良い。
6 素焼き鉢に植えた。
SUGOI-neで一番問題になるのが素焼鉢です。
丁寧に植えすぎると、底の部分が固くなり過ぎる。
5のように植えてください。
鉢が伸びる「ポリ鉢」良い・・・というのは・・・この問題のためです!!
7
ウオータースペースを作らない。
鉢のヘリまでSUGOI-neを入れる。
水溜りは出来ない!!
材木腐朽菌が繁殖し、SUGOI-neの表面を分解すると、毛細管現象が完成し、
通気性は改善される。
8 東洋ラン鉢に植えた場合。
5の植え方をする。
SUGOI-neは飽くまでも単用が原則であるが、細長い鉢では仕方がないので、
底に軽石など1/3程度入れること。
この場合、軽石などは殺菌すること。宇井清太新発見の材木腐朽菌が台無しになる!!
9 SUGOI-neを乾燥させて「カツオブシ」を作った。
SUGOI-neの水ハジキを起こすのは、ほとんどこれ。
「菌糸はバイオ乾燥機」を参照。
ウオータースペースとSUGOI-ne
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